ボードゲーム制作
余暇No.0011

EADさんの場合
ゲームマーケットなどの即売会イベントに向けてボードゲームを作ります。普段からたくさんのボードゲームをプレイし、そこから着想を得てオリジナルのボードゲームを制作します。
いつからはじめましたか。
大学生。
はじめたきっかけを教えてください。
もともとボードゲームが好きで、大学時代の後半に世間的にボードゲームが流行り始めて、製作するほどの熱意のあるメンバーが揃ったため。
どのくらいのペースで実施していますか。
制作のステージによってまちまちですが、イベント直前はほぼ毎日。
ボードゲーム制作に関するエピソードはありますか。
試作と評価を繰り返して開発したボードゲームを業者に発注して量産し、初めてイベントに持ち込んだゲームが当日売り切れて、SNSでの評判が良かったときは非常に嬉しかったです。社会人になって開発にかけられる時間が減り、良いゲームが作れなくて、持ち込んだゲームが全く売れなかったときは辛かったです。
こだわりを教えてください。
徹底的にプレイしたゲームを分析して、作っているゲームのどこが面白いかを解像度高く理解したうえで制作し、客先でのスラスラ説明できるようにならないと、イベントで売るときに辛くなるので、ゲームの設計では納得できるまでとことん時間をかけて試遊(しゆう)と改良を繰り返したいと思っています。
なぜ続けているのですか。
今はやめてしまっていますが、当時のものづくりを1から最後までやってみたいというモチベーションがありました。
これまでに辞めてしまった余暇はありますか。
筋トレです。健康維持のために社会人1年目にジムに通って始めたが、自分の体重の重さのベンチプレスが挙げられる様になって満足してしまったことと、業務が忙しくなったことがあり徐々にフェードアウトしました。
小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。
テレビゲーム(スマブラで高校卒業までは地元最強の地位を維持していました)
ギター(高校卒業までは学校で一番うまいという地位を維持していました)
子どものころは、どんな子どもでしたか。
コミュ障で頭でっかち、考えすぎでなかなか行動ができず、自分で意思決定して進んでいくのが苦手で、視野の狭い子どもでした。
EADさんにとって余暇とは。
自分の中で最も大事な価値観である「自由」を取り戻す時間。趣味に没頭してもいいし、何もせずにぼーっとしていてもよい至福の時間。
今後の目標ややってみたいことはありますか。
仕事の都合でインドでの生活が始まり、サーフィンとバイオリンを始めました。とりあえず波の乗り方を覚えることと、1曲弾けることを目指して練習しています。その他、英語のブラッシュアップをしつつ、現地の映画を見て長期的には現地語も習得したいと考えてます。
子どもたちへのメッセージをお願いします。
楽器演奏のように長期で成長していく趣味が1つあると人生に心の拠り所ができるのでおすすめです。スポーツでも勉強でもお絵かきでもなんでも、長期で積み上げられる好きなことを続けられればいつかは必ず役に立ちます。そのためにはまず若いうちは自分に合うものが見つかるまで、食わず嫌いせずいろんなものを試すのが良いと思います。自分の場合はもともと部屋で絵を描くのが好きなシャイで内気な子どもでしたが、勉強・音楽・ゲームという自分の人生の3つのカギを通して世界が広がり、今では何でも楽しめる人間になりました。話のタネと思ってなんでも挑戦してみてください。
現在はどんなお仕事をされていますか。
インド工場でギター生産の責任者をしています。