キーボード(パソコンの入力装置のほう)の製作

余暇No.0039

K.Tさんの場合

オリジナルのキーボードを考案し、設計し、製作します。 自分が最もよく触るデバイスを自分の思うがままにカスタマイズしています。 自分と同様にキーボードを自作される方も多く、様々なコンセプトの機能やデザインのキーボードを見たり買ったりもしています。 自身で設計、製作したキーボードを、イベントで頒布することもあります。

いつからはじめましたか。

大学生。

はじめたきっかけを教えてください。

友人から「自作キーボード」界隈の紹介を受けたことが始まりでした。仕組みや作り方の記事が豊富にあることを知り、オリジナルなキーボードを作り始めました。

どのくらいのペースで実施していますか。

まとまった時間としては月に数回。

キーボード製作についてエピソードはありますか。

自身で設計製作したキーボードを頒布するために、イベントに参加したことがあります。3日程度徹夜してなんとか仕上げましたが、他の参加者に全く響かず、悲しい思いをしました。これに対して振り返りを行い、このときの反応を元に価値訴求の方法を変更して次のイベントに臨みました。このときは予定数を全て頒布することができ、貴重な学びと嬉しい思いを得ました。

こだわりを教えてください。

一般的に「こだわり」といわれるような、自分なりのたったひとつのさえたやり方を自分は持っていません。ただし、曲がりなりにもキーボードの製作を一から十まで経験することで、他のキーボードの目指しているところやこだわりのポイントがよく見えるようになり、どのキーボードも好きになりました。

なぜ続けているのですか。

自分が最も簡単に自分のエゴを表現できるモノだからですかね。お仕事においては反対のことを求められることが多いので、それの発散も兼ねている気がします。アウトプットの場を設定するなど、適度に他人を巻き込むのが良いと考えています。自分の場合は、同様の趣味を持った人が集まる会が年に数度あり、それに参加しています。注意点としては、義務感が強くなるとつらくなってしまうので、巻き込む人の数や強さは急に増やさないようにすると良いと思います。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

ギターです。周囲に楽器を触っている方が多かったので、購入して数度触りました。自分は形から入るのはあまり向いていないのと、短期的に自分のためになることがわかりやすい趣味ではなかったため、続きませんでした。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

タミヤさんのホビー(ミニ四駆(よんく)など)に夢中で、ホビーショーでの大会や模型屋さんでの交流会に参加したりなどしていました。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

自由研究など自主性の高い製作や発表に意欲的に取り組み、高めの評価を頂いていた記憶があります。当時は若く、自分の意見を強く主張することが正しいと信じていました。

K.Tさんにとって余暇とは。

自分らしさを肯定する時間。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

ロボット掃除機を作る予定です。そのために掃除機を買わない、をやっているのですが、1年経ってしまいました。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

今、好きなことややりたいこと、興味のあることを大切にしてください。ひとつでも、たくさんでもいいです。その中で気になることがもしあれば、それを調べたり突き詰めたりしてみると、それが自分らしさに繋がります。

現在はどんなお仕事をされていますか。

製品が動くためのプログラムを作っています。

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