編み物

余暇No.0047

Rさんの場合

かぎ針という先端が曲がった針を使い、編み物をします。今までに帽子やポーチ、スマホショルダーなどを作りました。最近は棒針というまっすぐな針を使い、マフラーを編み始めています。

いつからはじめましたか。

大学生のときから。

はじめたきっかけを教えてください。

友達が編み物で服や小物を作っていたので興味を持ち、自分もやってみたいと思いました。

どのくらいのペースで実施していますか。

ハマっているときは毎日1~2時間、飽きたときは数か月やらないこともあります。

編み物についてエピソードはありますか。

友人にほめてもらえたときが嬉しいです。「私も欲しい」と言ってくれて、実際にプレゼントしたらすごく喜んで使ってくれていたときは本当にうれしかったです。さらに、私がやっているのを見て興味を持ち、友達も編み物を趣味にしてくれました。プチ編み物教室を開催できて、人と自分の好きなものを共有できて嬉しかったです。また、最初は力の加減が難しく編み目もぐちゃぐちゃでしたが、繰り返すうちにだんだんきれいに編めるようになって上達が目に見えたことが楽しかったです。

こだわりを教えてください。

友達にプレゼントする際は、必ず自分からの押し付けではなく友達が「ほしい」と言ってくれたときだけ作る『受注生産』方式にしています。手作りのものは個人の趣味が全面に出るのでその人の趣味に合わない可能性もあり、また気持ち的に処分もしづらいと思うので、なるべく友達が心から喜んでくれるような方法をとっています。

なぜ続けているのですか。

何も考えずそれだけに没頭できて、良い気分転換になるからです。慣れてくると映画を見ながら編み物をするのですが、それもリラックスできて楽しいです。 また、作品が完成したときに達成感が味わえることも一つの理由です。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

ピアノです。ピアノは本番も一人で演奏するので当時はモチベーションがわかず、練習が好きになれませんでした。その後始めた吹奏楽では人と演奏する楽しさを知り、練習が好きになりました。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

習い事のバレエ。発表会に向けて練習したり、本番の非日常感を経験したりするのが好きでした。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

小学生の時は人見知りで、授業であまり手を上げない子供でした。バレエが好きで、踊っている間はそれだけに没頭しているのが楽しかったです。

Rさんにとって余暇とは。

リラックスできる時間であり、気分転換できる時間です。また、自分のアイデンティティを形成する時間でもあります。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

棒針編みでセーターを作ってみたいです。また動物が好きなので、お金持ちになったら乗馬をしてみたいです。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

自分の好きなこと、興味のあることがあったらまず取り組んでみると、そのあとの人生がより楽しくなると思います。世界には数えきれないほどの趣味があって、自分に合ったものがすぐに見つかるわけではないかもしれませんが、自分の好きなものを見つける過程もぜひ楽しんでください。

現在はどんなお仕事をされていますか。

お客様に楽器を販売しています。

この余暇に興味が湧いたら