ドラム・パーカッション全般

余暇No.0026

ぽるきちさんの場合

ゲーム音楽の楽団の定期演奏会でパーカッションを演奏したり、周りに誘われたバンドでドラムとしてライブ演奏をしたりします。

いつからはじめましたか。

高校の吹奏楽部。15歳ですね。

はじめたきっかけを教えてください。

元々エレキベースに憧れていたんですが、私の入学した高校には軽音楽部がなかったので、エレキベースも弾ける吹奏楽部に入りました。しかし吹奏楽の楽器の名前がわからずパーカッションパートに入ってしまい、気づけばそのままパーカッション担当になってしまいました。音楽自体は、ピアノを4-5歳ぐらいから習っていました。

どのくらいのペースで実施していますか。

最近は、演奏の機会があるときに、その準備として触る程度です。

ドラム・パーカッションに関するエピソードはありますか。

毎回、演奏会の本番映像を振り返りで見ると満足する一方でお腹が痛くなります…。「次はもっと頑張ろう!」と思えます。本番をやるとモチベーションが上がります。

こだわりを教えてください。

継続的に入ってるバンドはありません。バンド活動は、メンバー全員が対等に意見をすり合わせる必要があって、私は「やるならとことん」と追い詰めて取り組んでしまうところがあるので…。趣味に割(さ)ける時間も限られていますし、誘われたらやろうかなーという感じです。楽団だと、指揮者などまとめ役の人がいるのでその点は気負いしなくていいです。

なぜ続けているのですか。

続けているのは、友達ができるからじゃないかな?と思います。遊びやごはんと同じで、楽器をやっていると演奏に誘ってもらえて楽器を一緒にできる。ただごはんに行くよりも充実します。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

エレキベースです。中学終わりから、一人でやってみようと思ったのですが、でも目標がなくてやめてしまいました。目標がないと、ついつい切羽詰まらせたくなってしまい、計画的にできないところがあります。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

小学5年生の時にドッジボールにはまってました。でも、なぜか一番仲のいい友達にはドッジボールが好きなことを言い出せなかったんです。その友達はお部屋でごっこ遊びが好きで、でも私はごっこ遊びが大嫌いだったので、なんか気まずかったんです…。今となっては、たいしたことではなかったなと思います。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

人前で話をすることが苦手でした。会話を瞬発的に返すような…言葉のキャッチボールが苦手でした。今でも、仕事での準備なしの急な打ち合わせなどは苦手で緊張してしまいます。小学校の卒業式で、私かクラスメイトのどちらかがピアノ伴奏をすることになって、負けたくないと思って挑んだんですけどクラスメイトが選ばれてしまったことがありました。当時、その子と揉めてたこともあって、とても落ち込んだんです。でも先生からは、「今回は、卒業式の大きな会場だから力強い演奏が選ばれただけで、あなたの演奏は優しく音を出すところがいいところだから。細々でもピアノは続けてね」と言われたことが、すごく心に残っています。その後も、高校卒業までピアノを習い続けたきっかけになった気がします。

ぽるきちさんにとって余暇とは。

楽器演奏だと、評価もされるので楽しいばかりではないんですが、でも何もない人になりたくないんですよね。自分のキャラクターというか、自分を作っている時間です。何者かになりたいんだと思います。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

興味はあるけどできてない勉強をしたいです。電気工事士の資格とか、化粧品成分検定とか。バラバラなんですけど。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

一つのことだけに集中するっていうことが、美徳として取り扱われがちだしそれも良いのだけれど、もっと色々なことを試してみても大丈夫だと思います。
また、趣味って環境がないとできないものもあると思うんです。たとえば中学生の時ドラムをやろうと思っても、どこで何をすればできるかわからなくてできない人も多いと思います。大人になると、その世界が広がるし、自分の責任でできるから今できなくても、大丈夫。

現在はどんなお仕事をされていますか。

木琴や鉄琴の設計をしています。

この余暇に興味が湧いたら