ジョイントリサイタルを企画・出演する
余暇No.0030

T.M.さんの場合
2年に1度ピアノ仲間と主催しているジョイントリサイタル、毎年参加しているアマチュアのコンクールを短期的な目標にしてピアノの練習に取り組んでいます。東京から名古屋近郊のピアノのイベントに参加することも多く、いつも新しい出会いがあります。客観的な視点も欲しくて、年に2、3回レッスンを受けるようにしています。バイオリンをやっている娘の伴奏もよくやっています。
いつからはじめましたか。
36歳頃から。
はじめたきっかけを教えてください。
ピアノのコンクールに大人のアマチュア部門があることをたまたま知り、興味本位で参加したことがきっかけです。
ピアノは中断していましたが、ピアノ以外の楽器をやったり、音楽への興味が広がっていく中で、またピアノに向き合っていきたいという気持ちはずっとありました。

どのくらいのペースで実施していますか。
人前での演奏は、平均すると年10回程度。
ピアノ演奏や演奏会の企画などについてエピソードはありますか。
ジョイントリサイタルのアンコールで連弾を弾いたのですが、連弾した友人の大学時代の合唱団が駆けつけてくれて、サプライズで連弾に合わせて歌ってくれたことが嬉しかったです。歌が入ることは聞いていたのですが、まさかの本格的な混声2部合唱で歌のパワーもあって演奏しながら感動で泣きそうでした。
こだわりを教えてください。
自分自身の琴線(きんせん)に触れる曲を、取り組むというところは譲れないです。若い頃は、心の底から弾きたいと思う曲が無くなってしまったら、この趣味は継続できるのだろうかと思ったこともありましたが、今は弾きたい曲がたくさんあってそういう心配も要らなくなりました。
なぜ続けているのですか。
純粋に音楽に向きあいたいという気持ちが一番強いです。ピアノに向き合うにつれて、多くの人と音楽を共有していきたいという気持ちも強くなってます。
これまでに辞めてしまった余暇はありますか。
ロックなどのバンド活動です。大音量の音楽は苦手なことに気がついたり、私の場合は演奏していて窮屈に感じたりと、いろいろ勉強になりました。即興や作曲ができないこともありますが、他の方が作曲した曲に共感して、ピアノ主体の曲をじっくり取り組むという方が自分に合っていることに気づきました。
小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。
小学校高学年のときは陸上。中学生のときは将棋。ピアノは2番手か3番手ぐらい。
子どものころは、どんな子どもでしたか。
当時は負けず嫌いだったかもしれないです。興味のあることと無いこと、やりたいこととやりたくないことの差が大きかった気もします。
T.M.さんにとって余暇とは。
明日への活力という感じです。
今後の目標ややってみたいことはありますか。
ソロリサイタルや室内楽のコンサートをやってみたいです。またYoutubeで人の演奏を聴くのが好きなので、触発されて、私もチャンネルを開設して演奏動画を上げていこうかと思っています。
子どもたちへのメッセージをお願いします。
好きなことを見つけてください。好奇心とほんのちょっとでいいので行動力を大切にするといいと思います。
現在はどんなお仕事をされていますか。
電子ピアノの開発をしています。