ミュージカルやお芝居を観に行くこと

余暇No.0041

す。さんの場合

私はミュージカルやお芝居を観ることが多いです。 特に宝塚歌劇団が大好きです。宝塚歌劇団は兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場と東京都にある東京宝塚劇場と専用の劇場を持っています。そのため、宝塚市か東京までお芝居やミュージカルを観に行きます。 宝塚歌劇団は花組、月組、雪組、星組、宙組の5つの組があり、それぞれに分かれて公演が行われているので、基本1年じゅう公演があります。その中で観たい公演のチケットを買って観に行きます。 最近は観たい人が多くて、なかなかチケットが取れません。取れないときには、映画館でライブビューイングを観たり、家でライブ配信を観たりします。劇場までいかなくてもリアルタイムで観劇できる便利な世の中になりました。 また、宝塚歌劇団を卒業された方が出演するお芝居やミュージカルを観に行くこともあります。その場合は全国あちこちで公演される場合が多いので、磐田市や静岡市、浜松市や豊橋市など近くのホールに観に行きます。公演を観に行きながら、出かけた先で名物の食べ物を食べたり、観光したり、いろいろ楽しいことを沢山体験できるのが楽しいです。

いつからはじめましたか。

高校生のときに初めて友達に連れて行ってもらいました。

はじめたきっかけを教えてください。

部活の仲間から、宝塚の全国公演が浜北市に来るから観に行く?と聞かれて面白そうだと思って観に行きました。そこから友達と一緒に観に行くようになりました。社会人になってからは仕事が忙しくなって観なくなった期間もありましたが、社会人になってから仲良くなった友達に宝塚を観に行こうを誘われて、そこから再び観るようになりました。

劇場の様子1
劇場の様子1

どのくらいのペースで実施していますか。

年間30回くらい。

ミュージカルやお芝居についてエピソードはありますか。

チケットがなかなか取れないので、いろいろな方法で抽選を申込していたら、同じ日の公演チケットが取れてしまい、一緒に観に行ってくれる人を探すのが大変でした。また、昼間の公演と夜の公演が当選したときによくよく場所を確認すると昼間が東京、夜が名古屋という離れた場所の公演だったので、東京で観終わってから急いで新幹線に乗って次の公演場所である名古屋まで移動することもありました。

ポスター1
ポスター1

こだわりを教えてください。

観劇中に咳や音を立てないように意識しています。周りで観る人たちもみんなお芝居を集中して観たいと思っているので、雑音で気が散らないように注意します。観劇のときにはマスクをしたり、飴をなめたり、自分で対策できることをやります。また鞄の中にガサガサ音が出るようなビニル袋を入れておかないようにします。双眼鏡を持っていきます。演じている人たちの表情を見てみたい、舞台で使われている小物などの道具が気になるなど、じっくり見たいものを観るために必要なアイテムです。

なぜ続けているのですか。

舞台の公演を行うために、出ている人たちは公演1ケ月前からお稽古を始めて本番に間に合うように準備を進めていきます。陰で行っている努力や苦労を公演の中では見せることなく、最後まで舞台に立って演じ続けます。そのための努力はとても大変なものだと思っています。自分も仕事をしていく中で、いろいろと準備や片付けで大変だと思うときがありますが、舞台に立っている人たちがあれだけ努力して頑張っているのだから、私も負けないで頑張ろう!と思えます。自分がお仕事を頑張って行う中で、心の励みになる人たちの活躍を観ることで、また明日から頑張ろうと思って帰ってこれます。また、観に行くために新幹線に乗って移動するときに見る車窓の景色に癒されるので、それが楽しみでもあります。

劇場の様子2
劇場の様子2

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

弓道です。私のカラダの骨格的に弓道が向いていなかった。私はさる腕で腕が曲がっているので、弓をひいた時に弓の重さを支えにくく、矢を飛ばすのに重い弓をひくことができなかったし、安定したひき方ができなかったので、なかなか的に当たらなかった。でも、やってみたかったことをやってみたので、後悔はありません。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

剣道に通っていました。 週4回道場にいました。父親が学生時代に剣道をやっていて、剣道場を見つけたから一緒に通おうと言われて小学2年生から道場に通い始めました。運動が苦手だったので、最初はいやいや通い始めましたが、体力がついてきて、急に走るのが早くなったり、学校を休まなくなったりしてからは剣道をやっていてよかったと思いました。中学校の部活でも剣道を続けて、レギュラーで出れたことは自分にとって自信になりました。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

本を読むのが好きで、小学校の図書室の本はほぼ読みつくしました。また本を読むのが早くて、伝記本を1冊30分くらいで読み終わっていました。運動は苦手だったので、体育の時間が一番嫌いでした。昼休みも外に出て校庭で遊ばず、昇降口の横で友達と三目並べして遊んでいました。子どものころ、冬の陽だまりの中で静かに本を読む時間がとても幸せでした。ピアノを習いに行っていたとき、待ち時間に待合室に置かれている漫画の伝記シリーズを読むのも楽しみで時間よりわざと早く行っていたこともありました。その時に読んでいた世界が舞台やミュージカルで再現されているのを観ると、とても面白いと思います。自分の想像と目の前に広がるリアルな感じが繋がった時に、とても満足します。また、観終わった後にその時代の本を読み返したりした時には、お芝居で観た景色を思い出し、とても美しい世界を感じながら本を読めるので楽しいです。

す。さんにとって余暇とは。

非日常を体験することで、日常を忘れてリセットできる貴重な時間。頭の中を空っぽにして、いろいろ考えない、目の前のことを受け入れることはとてもよい気分転換になります。

劇場の様子3
劇場の様子3

今後の目標ややってみたいことはありますか。

お芝居やミュージカルの舞台となっている場所(主にヨーロッパ)へ旅行に行ってみたい。ベルサイユのばらの舞台のベルサイユ宮殿に行ってみたいなど

子どもたちへのメッセージをお願いします。

自分の人生を楽しむためには、自分の引き出しを沢山持っておくことが大切です。面白そうだな!と思ったことはやってみる、やってみてから続けるか止めるかは決めればいいと思います。いろいろな体験は後から思いがけない形で役に立つことがあります。お金をかけないとできないこともありますが、お金をかけずに楽しめることもあります。お金がかかることは大人になってからやることもできるので、やってみたいと思う気持ちを大切にしてください。私の余暇時間にはお金がかかる趣味を書きましたが、映画館でのライブビューイングや家でライブ配信を観たり、ブルーレイを買ったり、借りてみることもできるので、現地に行って観る以外の選択肢もあります。自分の身の丈にあったお金の使い方で楽しむのが一番です。

ポスター2
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現在はどんなお仕事をされていますか。

職場から職場への書類を届けるためのお仕事の管理や、会社の書類を保管する場所の管理をしています。

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