読書(漫画も含む)
余暇No.0074

ぽむこさんの場合
夜寝る前や電車で長距離移動する時、空き時間が出来た時に30分くらい読書します。今は純文学小説、娯楽小説、古典、ビジネス書、漫画を並行して読み進めています。外で難しい本を読むのは大変なので気楽な本を、家で落ち着いて読める時には難しい本をと、時と場所に合わせています。最近はYouTubeやポッドキャストで紹介された中から興味の持てる本を選ぶことが増えました。自分では発見できなかった面白そうな本がたくさん紹介されて、「読むつもりの本」リストが長くなる一方です。
いつからはじめましたか
一人で絵本を読めるようになった頃からです。
はじめたきっかけを教えてください
はじめたのが幼すぎて記憶は無いです。ただ、本を通じて「ここではないどこか」「自分ではないだれか」の世界に行けることが楽しかったのかな?と思います。実際に読んでいない時にも内容を思い出して楽しんでいました。子供の頃は特に食べ物の出てくる場面が好きで、その頃に読んだ本は食べ物の場面ばかり印象に残っています。もしかしたら単に食いしん坊だっただけかもしれません。

どのくらいのペースで実施していますか。
一週間に3~4回くらい、1回30分くらいが多いです。
読書(漫画も含む)についてエピソードはありますか?
小学2年生の時に背伸びして選んだ5・6年生向けの本を何とか通読できた時は嬉しかったですね。文字が小さくて挿絵のほとんど無い本で、なんだか大人になった気分でした。イギリスの子供向け短編作品を翻訳したもので、作品自体とても気に入ったこともあって、大学生くらいまで、何十回も読み返しました。その本だけは今でも手元に残してあります。

こだわりを教えてください
ブックカバーは手触りの良い素材で、本とピッタリ、キッチリ合っていることが大切です。ずれが有ると気になって内容に集中できないです。本屋さんで付けてくれる紙のカバーを使う時は家に帰ってから自分でピッタリの幅と高さに直しています。

なぜ続けているのですか?
本を読んだ量に応じて自分の世界が広がるところだと思います。小説や古典を読んで舞台になった場所を訪れたり、背景になっている歴史や文化に興味を持ったり、自分では経験したことの無い社会の出来事や考え方を知れたり…。読書は入り口で、そこからどんどん新しい世界が広がって、色々なことが楽しめるようになります。
これまでに辞めてしまった余暇はありますか?
ピアノです。幼稚園から高校生まで続けていました。女性ピアニストが綺麗なドレスを着て演奏しているのを見て憧れて始めたものの、ピアニストになるためには信じられないくらいたくさんの勉強や練習をしなければならないとわかって、2年目くらいからは義務感だけで続けていました。
大人になってプロの演奏を聴くと、いかに難しいことをしているのか良くわかるので、自分には無理だったなと思います。
小中学生のころ、夢中だったものは何ですか?
当時も夢中になるのは読書で、学校の休憩時間に本を読み始めて夢中になってしまい、授業が始まって全員起立しているのに自分だけ気づかずに本を読んでいたことが何度も有ります。クラスメイトが大笑いしている声にびっくりして「あらら、やってしまった。。。」という感じでしたね。
また、今の歩きスマホと同じように下校中に歩き読書もしていて、、、振り返ってみるとあぶないことをしていました。
子どものころは、どんな子どもでしたか?
近所に年の近い子どもが少かったこともあり、一人遊びしながら空想の世界に入り込んでいることが多かったです。おかげで同年代の子どもとの付き合い方が良くわかず、話も合わなかったので、学校でも一人で自由にしていることが多かったです。
ぽむこさんにとって余暇とは
「やらなければならないこと」から離れて、その日の気分に合わせて過ごす時間です。
今後の目標ややってみたいことはありますか
子どもの頃のお小遣いでは買えなかった本や漫画がたくさんあります。総額が高すぎて未だに手を出せていない作品がほとんどですが、順番に大人買いして、思い切り読みたいです。
子どもたちへのメッセージをお願いします
1つのことだけに集中しすぎると行き詰ってしまいやすいので、いくつか学校以外の世界を持つことが大切だと思います。一般的に「趣味」と言われることにこだわらず、どんなことでも良いので、自分が夢中で楽しめることを探してみてください。
現在はどんなお仕事をされていますか。
スピーカーやイヤホンなど、音楽を聴いて楽しむ製品を、工場から世界中へ出荷する仕事をしています。