舞台演劇

余暇No.0090

ちゃんかねさんの場合

舞台演劇で役者をしています。社会人劇団に所属して、ホールや施設で公演をします。役者として出演することが多いですが、演出や舞台美術、舞台監督、音響などの裏方をすることもあります。舞台以外では、楽団の演奏会のナレーションや、大学生が制作する映画への出演、地元のローカルFMにも出たことがあります。

いつからはじめましたか。

社会人1年目(24歳)の時です。

少年、王子、姫、教師、伝道師、警察官、なんでもやります。

はじめたきっかけを教えてください。

たまたまファミレスに置いてあった市の演劇祭のチラシを見て、なんとなく始めました。当時は、就職で地元を離れて友達も少なく休日に暇だったことや、同期入社した会社の周りの人が楽団やバンドをやっている人ばかりでキラキラしていて「自分って何もないなー」と思ったこともきっかけです。

今では企画、演出、舞台美術も兼ねた一人芝居までやるようになりました。

どのくらいのペースで実施していますか。

年に1~3回舞台に立ちます。本番の4ヶ月前くらいに稽古が始まり、その期間は週に1~2回程度、稽古に参加します。

舞台演劇についてエピソードはありますか。

自分のことを知らずに観に来たお客様から褒めていただいたり、その後の舞台も観に来ていただけるようになったことは、とても嬉しかったです。
反対に、辛かったことは、主演なのに大道具の制作も兼任していて、開場の10分前まで大道具を組み立てていたのは、辛かったというか、いい思い出です。

文字が映されている壁は、開場10分前に完成させました。

こだわりを教えてください。

よりよい作品にするために、自分の演技だけでなく、大道具や小道具についてやお客様に楽しんでもらえる会場にするにはどうするか考えるのが好きです。

演出から「ライトセーバー作って!」と言われて試行錯誤した小道具

なぜ続けているのですか。

なんででしょう?自分でもよくわからない時が多いです。
楽しい気持ちよりも稽古や本番緊張して辛いと思うことが多いですが、「面白い作品を作りたい!」という気持ちで続けています。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

編み物は、8回くらい挫折しています。
書道は、6歳〜21歳まで習って進学や引っ越しで辞めてしまいました。しかし、十数年のブランクを経て、2年前から再開しました。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

小学校高学年〜高校生は、漫画やアニメやお笑い番組が好きでした。夜更かししては、深夜のアニメやお笑い番組を見てました。(当時は、見逃し配信とかのサービスはなく、テレビ録画もビデオテープしかなかったので、リアルタイムでテレビ放送を見ることが多かったです。)

子どものころは、どんな子どもでしたか。

小学生低学年の頃は、恥ずかしがり屋の引っ込み思案でした。しかし、授業中に教科書の「。読み(まるよみ)」で読み方をほめられることが多く、それが自信につながって行事などで人前で喋ることについては積極的に手をあげていたと思います。大人になってから何かやろうと思った時に演劇を選んだのは、その経験があったからだと思います。

隠していますが、舞台ではいつも緊張しています。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

演劇ではないですが、バックパッカーでいろんな国を一人旅したいと考えています。そのために、英語の勉強、体力作り、旅先で使えそうな一発芸を身につけようと頑張っています。

初めての海外一人旅で行ったニューヨークのタイムズスクエア

ちゃんかねさんにとって余暇とは。

自分を作っている大事な時間ですね。探求したり、自分をきたえていることが多いです。

本番前の舞台上での声出し。気持ちを一つにします。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

何かに失敗しても、他のことが失敗するとは限らないです。また、挫折したことや辞めたことがあっても、また始めたいと思ったら始めればいいと思います。焦らず、自分の好きなことを見つけてみてください。

現在はどんなお仕事をされていますか。

次世代のニーズや考え方を調査し、皆さんにとって必要な商品やサービスを考えています。

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