大学院での研究員活動

余暇No.0069

Eさんの場合

社会人大学院で、修了後も研究活動を続けています。グループでの地域研究と、それによって研究する側がどう変化したか(関係人口化)がテーマです。地域の手引きをプロトタイプとして制作したり、研究をまとめて学会発表をしたりしています。

いつからはじめましたか

社会人になってから。

はじめたきっかけを教えてください

大学院のカリキュラム上修士論文がなかった(グループ研究のプレゼンと個人研究の報告書が修了要件だった)のですが、研究成果をまとめて発表するところまでやり切りたかったので、研究員として活動を継続することにしました。

研究発表する様子1

どのくらいのペースで実施していますか。

グループで研究活動をしているので、月1回オンラインミーティング、あとはテキストベースで都度やりとりしています。締切直前はほぼ毎日提出原稿の修正などがありますが、普段の研究活動は月に数回程度です。

大学院での研究員活動についてエピソードはありますか?

グループは年代・職業・居住地もバラバラなメンバーの集まりなので、1人では思いつかない多様な視点や切り口でディスカッションしながら研究を進められるのが、一番の醍醐味だと感じています。普段それぞれが全く違う生活をしているので、合間にする最近の出来事や趣味などの雑談も、おもしろくて楽しいです。

こだわりを教えてください

「少しずつでも続けること」を意識しています。もちろん指導教官のサポートはありますが、研究活動は仕事のようにマネジメントされているわけではないので、目標設定や進め方なども含め自分たちで考えていく必要があります。多忙なメンバーが集まっているので、小さなことでも継続によって積み重ねられるものがある、と考えています。

なぜ続けているのですか?

たくさんの方が協力してくださって成り立っている研究なので、少しでも形に残したいという気持ちがあったから。

研究発表する様子2

これまでに辞めてしまった余暇はありますか?

ジム通いです。運動不足や筋肉が落ちてきたなと気になりはじめて、思い立って通い始めるものの、しばらくするとだんだん行かなくなってフェードアウトするというのを何回も繰り返しています…。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか?

中学生の時は、部活一色でした。吹奏楽部でサックスをやっていました。

子どものころは、どんな子どもでしたか?

人前に立つよりも、裏方の方が好きでした。部活でも生徒会でも会計をやっていました。

Eさんにとって余暇とは

自分らしく生きるための時間。仕事や日々の生活にはない刺激を得たり、なにかにトライして新たな発見をしたり、人生をおもしろく生きるためになくてはならないもの。

そのほかの余暇の過ごし方であるバスケットボール観戦の様子

今後の目標ややってみたいことはありますか

今は猫がいるので長期は難しいのですが、海外のいろんな国をめぐって、芸術や建築など美しいものにたくさん触れたいです。

子どもたちへのメッセージをお願いします

これまでの人生の中で、何気なくやっていたことやただ好きでやっていたことが、何年も後で「あのときの経験が活かせる」と感じる場面に出くわすことが度々ありました。余暇は、今この時を楽しむことはもちろん、未来の自分を形作る時間でもあるのかなと感じています。
日々学校のことをはじめ「やらないといけないこと」がたくさんある中で、少しでも「自分の興味があることや純粋に好きなこと」を追究する時間を大切にしてほしいな、と思います。

現在はどんなお仕事をされていますか。

人の感性の研究をしています。

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