スノーボード

余暇No.0050

まちゃっぺさんの場合

1年の半分(12月~5月)は、ほぼ毎週末に長野県をメインにスキー場に行ってスノーボードで滑り、地元の美味しいものを食べて温泉に入って楽しんでます。一番遠い北海道には飛行機で行きますが、夜行バスで山形県の蔵王温泉スキー場に行くのがおすすめの1つです。東京を夜出発してバスの中で寝ながら現地へ。バスの中はカーテンが閉まっているので外の景色は見えないのですが、到着してバスの窓のカーテンを開けると!一面雪で真っ白の世界が飛び込んでくるので、いつもびっくりしながら嬉しくて目が覚めます。 長野は車で夜中に往復。道の途中ではたくさんの鹿や狸などの動物にも会えるのも楽しみの一つです。まだ暗いうちに着いて空を見上げるて数え切れないほどの星を見るのも大好きです。図鑑などで見る宇宙そのものです!スキー場は氷点下10度以下の超寒い寒い世界なので外に出るには相当の勇気が必要ですけどね!

いつからはじめましたか。

7年前からです。(いま56歳なので49歳のときから!)

はじめたきっかけを教えてください。

会社の仲間からの誘いです。雪は好きだったのですが子供のころから冬といえばサッカーで、高校時代はラグビー、大学ではアメフトとなかなかスキー場に行くチャンスが全くありませんでした。また皮肉にもスポーツの夏合宿では主に涼しいスキー場がほとんど。いつか雪景色の想い出のグランドを見るのが夢でした。(夢は白馬で叶いました!)

雪が積もっていないとき(下の写真と比較してください)
雪が積もっていないとき(下の写真と比較してください)

どのくらいのペースで実施していますか。

月に3~4日(12月~4月)なので、年間20日前後が今までの平均です。

スノーボードについてエピソードはありますか。

初めての2~3日は全く滑れず悔しかったです。スキー経験も無かったので、そもそも雪山のちょっとした斜面ですらとても怖かったです。だからこそ、一生懸命練習を積み重ねて一つ一つできるようになっていく自分の成長が嬉しくってたまりませんでした。

こだわりを教えてください。

人込みの多いスキー場でのリフト待ちの際の並んで待つ時のマナーですね。一列に並べないまでも順番を抜かしていくような人が時々います。なので一番の拘りはできるだけ混んでいないスキー場に行くことです。平日早朝の全然誰もいないゲレンデも寂しくなりますが、30分以上もリフト待ちをするのだけはせっかくの休日なのでできるだけ避けたいです。

なぜ続けているのですか。

とにかく雪景色を観るだけでも気分転換になりますし、滑っている間のみにかぎらずリフトに乗って景色を眺める時は仕事のことも忘れて頭の中が空っぽになってリフレッシュできるのです。疲れますが、1日経てばまた行きたくなります。

雪が積もっているとき(上の写真と比較してください)
雪が積もっているとき(上の写真と比較してください)

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

高校時代のラグビーです。表向きは大学受験のための時間確保でしたが、受験勉強を最優先させる派の担任の先生の言いなりになってしまった自分と同時に、雨の日も雪の日も毎日夜遅くまで厳しい練習の毎日から開放されたかった気持ちがあったことも事実です。途中で諦めたことをずっと悔み続け、結局大学ではアメリカンフットボール部に入部し4年間頑張り通しました。母校での教育実習では当時ラグビー部の先生にずっと悔んでたことをアメフトで全部力を出し切れたことの話が出来てすごく嬉しかったことを覚えています。また、アメフトに入部したのも先輩から「今しかできないことを一緒にやろう!」という言葉が理由です。スノーボードを楽しむ今もまさに、今しかできないこと!と自分に言い聞かせて楽しんで。

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

上記でも一部触れましたが、途中で投げ出して後悔したことが今に関連していることは事実だと思います。自分が本当にやりたいことを自分が気の済むまでとことんやり尽くすこと、が一番大事だと思います。後悔するのだけは絶対に嫌なので自分で決めたことは自分で責任を持って思い切り楽しむこと!勉強をしながら必ず音楽やラジオを聴いている少年でした。外では土の上で走り回るスポーツばかり。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

目立つことはいっさいしない、できない、基本的にとても控えめな子供でした。人前で発表することに対し非常に緊張していたことを覚えています。不思議なことに56歳になった今は一切緊張することは無くなりました。

まちゃっぺさんにとって余暇とは。

毎日の会社生活、仕事、嫌なことをすべて忘れて自分だけで自由になれる楽しい時間。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

山登りです。危険を冒さない程度に、健康のためにも全国の山を歩きたいです。まずは今まで滑ったことのあるスキー場のすべての山に登ることが目標。

子どもたちへのメッセージをお願いします。

今この時期、この年齢、この学年、この季節にしかできないことを見極めて、自分のやりたいことを後悔のないようにチャレンジしてほしい。たとえ今は無理でもいつか必ず実現できるので、夢は大きく持って、今しなければならないこと(勉強?)を後悔の無いようにとことん一生懸命頑って欲しい。私がいま自由に楽しんでいる理由の一つには、家族は東京で私は浜松に単身赴任。子供も一人は既に大学を卒業して社会人。もう一人は大学生という半分独り立ちしている現状が後押しになっていることも事実です。子供が受験や学校行事のある小学~高校生だったら無理だと思うし、その頃は私もここまで自由に楽しんではいませんでしたのであしからず。

現在はどんなお仕事をされていますか。

社員教育 ~例えば会社員1年生(新入社員)が仕事ができるように色々な勉強を教えたりしてます。

この余暇に興味が湧いたら