サイクリング
余暇No.0062

おがちゃんさんの場合
土日になると、自転車に乗って自宅スタートのサイクリングに出かけます。だいたい一日に30~60kmぐらいの距離をサイクリングしますが、長いときには100km以上漕ぐ場合もあります。最近は、浜松から掛川城や渥美半島まで行ったり、浜名湖一周したりしました。
いつからはじめましたか。
本格的に始めたのは社会人になってから。
はじめたきっかけを教えてください。
いま住んでいる浜松市に引っ越してきた直後に、実家のある愛知県から自転車を130km以上乗って持ってきたのがきっかけ。自分の脚力で長い距離を移動している実感と、漕ぎ終わったときの達成感の魅力に取りつかれました。

どのくらいのペースで実施していますか。
年に10回ぐらい(真夏や真冬はキツくてなかなかできないので…)。
サイクリングについてエピソードはありますか。
辛い山道や坂道を越えて、視界が開けた先に素晴らしい景色が見えたときには、疲れが吹き飛んで叫ぶくらい嬉しくてワクワクした気持ちになります。一方で、自宅から離れた地点で筋肉や関節が痛くなったときには、それでも自力で帰らなければならないという、この世界の厳しさを味わうことができます。
こだわりを教えてください。
到着した目的地や、それまでの道程の風景をバックに愛車の写真を撮るようにしています。そしてそれをたまにSNSにアップします。また、サイクリング中のエネルギー補給はウイダーがおすすめです。パンチのあるものを食べると脇腹が痛くなってしまうので。最後に重要なことですが、出発前の自転車のチェックは欠かせません。出かけた先でのパンクは致命傷になるので。
なぜ続けているのですか。
楽しいうえに運動にもなって健康的なので一石二鳥だからです。また、ほかの趣味と組み合わせてできるのも魅力です。旅が好きなので観光スポットを目的地にしてみたり、写真が好きなのでカメラを持っていって撮ったりしています。サイクリング以外も同時に楽しめるおトクな趣味だと思います。
これまでに辞めてしまった余暇はありますか。
野球(部活)です。8年間続けていたが周りと比べて上達せず、センスがないんだと感じてしまった。
小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。
野球を始めてから6年ぐらい経ったころ、ギターを始めて夢中になった。野球が上手くならないことで、周りの友達とも上手く付き合えなかったときに、ほかに夢中になれるものが見つかったことで、世界が明るくなった。
子どものころは、どんな子どもでしたか。
勉強は不得意なほうではなかったけれど、野球が上手くならないことで周りにバカにされたり、どちらかというといじめられっ子でした。振り返ると、ギターに出会うまではあまり良い思い出がなかったように思います。
おがちゃんさんにとって余暇とは。
振り返った時に「ああ、いい時間だったな」と思える時間づくりだと思います。明日の仕事のために趣味を通して元気をつけたり疲れを癒したり、また休日も趣味に取り組んで全力で過ごすことで、そう思えると感じています。

今後の目標ややってみたいことはありますか。
サイクリングで琵琶湖(びわこ)一周や淡路島(あわじしま)一周などの記録を達成したい。海外に一人旅してみたい。プログラミングなど将来の自分のためのスキル習得に挑戦したい。また、趣味に取り組む様子をSNSを通して発信してみたい。
子どもたちへのメッセージをお願いします。
好きなことだけじゃなくていいと思います。いまあなたの目の前にあること以外に、夢中になれること、無心になれることを見つけてみてください。仕事や部活、勉強など、自分の時間や体力を使って取り組むことがひとつしかないと(もちろんそれも素敵なことですが)、だんだん視界が狭くなって苦しくなるときがあると、自分の経験を通して感じています。趣味や特技はあなたの視界を広げ、世界を明るくし、きっと生きていく支えになってくれると思います。
現在はどんなお仕事をされていますか。
本格的なピアノのタッチが自宅で楽しめる電子ピアノの鍵盤を作っています。