VRメタバース

余暇No.0116

I.yhさんの場合

メタバースはオンライン上の部屋や場所で、色々な人と出会い、集まって、コミュニケーションが取れるサービスです。オンラインゲームに少し似ていますが、特定の目的はなく、しいていえば人とつながり、一緒に楽しむこと自体が目的です。
オンラインでのつながりのため、北海道から沖縄まで全国あちこちに、さらには韓国や中国、ヨーロッパやアメリカなど世界中にも、普段の生活では出会えないような友達がいます。また年齢も様々で、私より15歳も若い人もいれば、10歳以上上の人もいます。けれど、そういう壁を気にせず仲良くなり、一緒に楽しめるのがメタバースという空間の面白いところです。
自分の姿(アバター)や友達と集まって過ごす空間(ワールド)といったもの、すべてがデジタルデータでできているので、自分の思い描いたものをそのまま形にできることもメタバースの魅力です。
私も自分自身の好きなアバターを作っていて、季節ごとの衣装や、ハロウィンなどの仮装なんかもしています。こうした衣装を趣味で作っている人や、それを売ってお金を稼いでいる人もいます。
また、メタバース上に自分の部屋も作っています。自分の好きなリゾート風の広々とした空間に、ゆったり過ごせるソファー、お酒の並んだバーカウンター、開放的で星がよく見える開放的な天井…。そんな自分の理想の空間で、友達と集まってのんびり話したり、深夜まで一緒にお酒を飲んだり、あるいは時々そこに「お客さん」を迎えて店員としておもてなしをしたりすることもあります。
VRゴーグルがなくてもスマホやPCだけで遊ぶこともできるのですが、VRゴーグルを使って遊ぶと、画面の中にいたモノや空間、そして人が、まるで本当に眼の前にいるかのように感じられるのもポイントです。
おかげで、メタバース上でできた友達は、実際には顔を見たこともなくても、とても親しく感じられます。アバターや衣装、部屋なども、まるで本当に自分たその姿で、その空間にいるように感じられるのです。
時間や空間、現実での年齢や属性にとらわれず、色んな人と、現実ではとてもできないようなシチュエーションで自由にコミュニケーションがとれる。メタバースはとても刺激的で、楽しい世界です。

いつからはじめましたか。

2020年ごろ

はじめたきっかけを教えてください。

最新のテクノロジーであるVRがどのように使われているか見てみたくなったのが興味を持ったきっかけでした。
新型コロナウイルスのパンデミックで旅行に行く予定がキャンセルになり、自宅から出ずに人と会って遊べることが決め手になって始めました。

VRメタバースの様子(イメージ)
VRメタバースの様子(イメージ)

どのくらいのペースで実施していますか。

週に3-4日ほど

「VRメタバース」に関するエピソードはありますか。

嬉しかったのは、自分が偶然(ぐうぜん)知り合って、よく相談に乗ってあげた不登校だった友達が、色んな人の応援もあって受験を決意し、大学へ進学したことです。そんな驚(おどろ)くような出会いもメタバースにはあります。

こだわりを教えてください。

メタバースの中で、いかに自分が心地よく過ごせて、落ち着ける(チルできる)空間を作るかにこだわっています。
明るさから広さ、色調、照明、インテリア、雰囲気(ふんいき)、色んなところにこだわって、現実の自分の家や部屋よりも居心地のいい空間を作っています。特に星空を眺(なが)めるのが好きなので、作るワールドは必ず星空がキレイに見えるようにしています。

なぜ続けているんですか。

自分がいつもどおり生きていたらきっと会うこともない人と出会えて、そういう人たちと気軽に親しくなれることが面白いです。特に私は新規事業の開発をしているので、色んな人の考え方に触れたり、新しい物の見方に気づくことは仕事の上でも大事ですし、個人的にもそういう新たな出会いをとても楽しく思うからです。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。

ピアノ(キーボード)

小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。

小説の執筆(しっぴつ)をしていました。好きな小説や漫画に影響(えいきょう)されて、WEB小説を見て「これなら自分もかけるかも」と思って挑戦しました。
ただし当時は文章も拙(つたな)く、内容も誰かの真似をしたようなものばかり。なによりそうして書いたものを人に見せる勇気が出せず、いつの間にかやめてしまいました。

子どものころは、どんな子どもでしたか。

今と変わらず完璧(かんぺき)主義で、でも自分の考えたもの、作ったものを人に見せるのを怖がっている、気の弱い子供だったと思います。

I.yhさんにとって余暇とは。

自分の人生をとても豊かにしてくれる時間だと思います。どうしてもルーチンになりがちな仕事や学業のような普段の生活から離れて、違う角度から自分を見つめ直したり、自分が変わるきっかけになる出会いをくれたり、あるいは単にストレスを発散する場となったり。

今後の目標ややってみたいことはありますか。

まだ気づいている人がほとんどいないような、メタバースが秘めている可能性を活かして、新しい製品やサービスを作ってみたいなと思っています。

現在はどんなお仕事をされていますか。

色々な用途に使える小型のEVを開発し、社会をより良い方向に変えていく新規事業を作る仕事をしています。

この余暇に興味が湧いたら