アイドルの推し活
余暇No.0020

M.Aさんの場合
ライブに行く、リリースやTV出演時、メンバーの誕生日の時はSNSでハッシュタグをつけたメッセージを投稿して盛り上げる、CDを買う、CD特典のイベントに行く。
いつからはじめましたか。
大学生。
はじめたきっかけを教えてください。
当時AKB48が流行っており、友達と一緒に握手会に行ってみたのがきっかけです。そこからいろんなグループを転々と応援しています。

どのくらいのペースで実施していますか。
SNSチェックは毎日、ライブ、握手会はコロナ前は年3〜4回程度、現在は子育て中なのでオフラインの現場はほぼ行けていません。
アイドルの推し活についてエピソードはありますか。
イベントで本人と会話できるのは楽しいです。お互いにいつもありがとうと伝え合える良い時間になっていると思います。
こだわりを教えてください。
SNS投稿やイベントではプラスなことしか言わない。欲しい以上のものは買わない(例えばCDは特典別で1枚ずつ買ったりはするけど、イベント応募のために何十枚も積むとか、グッズを同じものを大量に買う、みたいなことは私はやりません。)気が向かないときは何もしない。それが悪いことだとは思わない。推しのためにあれこれやっている、とならずに、自分が楽しくなるためにやっている、という意識でやる。
なぜ続けているのですか。
単純に楽しいから、ですが、自分の生活にもいい影響が出ています。例えば推しの語学力が上がっていたら自分も英会話やってみよう、とか、推しが綺麗なプロポーションを保っているから自分も運動しよう、とか。日々の活力を貰っています。

これまでに辞めてしまった余暇はありますか。
ゲームはやりますけどいまだに下手です。子供の頃に、親にゲームの時間を厳しく管理されていたため全く上達しないまま大人になりました。今でも同世代の間で流行っていたゲームのネタ(ドラクエとかゼルダなど)が分かりません。
小中学生のころ、夢中だったものは何ですか。
ピアノはちょうど上達が楽しい時期で、周りから褒められたのもあって(笑)のめり込んでいました。あとはディズニーが大好きで、よくディズニーランドに連れて行ってもらっていました。
子どものころは、どんな子どもでしたか。
目立ちたがりな性格ではなかったですが、なんだかんだ学級委員やピアノ伴奏といった、目立つことはやっていたような気がします。
M.A.さんにとって余暇とは。
日々の原動力です。推しがいる時期といない時期では毎日の過ごし方やメリハリが変わってきます。
今後の目標ややってみたいことはありますか。
中国語を習得したいです。中国のゲームが好きで、アニメも増えてきているので、中国文化を学びたいという気持ちがあります。
子どもたちへのメッセージをお願いします。
今の時代、趣味でコミュニティを作ることが簡単になっているのはリスクもありますが、基本的には素晴らしいことだと思っています。趣味が起点だと違う地域や国や年齢の人とも楽しめることがメリットです。もし学校が楽しくないな、と思ったらぜひ外の世界に目を向けてみてください。
現在はどんなお仕事をされていますか。
楽器と一緒に使うスマートデバイスアプリの開発を行っています。